男が男に惚れる! C.C.R.(クリーデンス・クリアウォーター・リバイバル)編

 さあ、C.C.R.(CREEDENCE CLEARWATER REVIVAL)で行きましょう!
 ジョン・フォガティー(ヴォーカル、リード・ギター)、トム・フォガティー(リズム・ギター)、スチュ・クック(ベース)、ダグ・クリフォード(ドラムス)の4人組のバンドでカントリー、R&B、ロカビリー、ロックン・ロールと様々なサウンドを聴かせてくれます。


 プロとしては、当時のレコード会社からザ・ゴリウォグス(醜い顔の男たち)というグループ名を強要されイギリスのビート・バンドのコピーとして仕立てあげられデビューしたものの、全く売れなかった。そして、ジョンとダグが兵役に招集され、ジョンは曲を書くことによって恐怖や罪悪感を忘れようとしたという。行ったことのないアメリカ南部の光景-綿摘み畑、湿地帯、巨大な船-が、ジョンが書いた曲のテーマだった。
 そして、2人が兵役を終えカリフォルニアに帰り、クリーデンス・クリアウォーター・リバイバルというバンド名にし、4人は伝統的なロックン・ロールスタイルで再スタートした。
 “クリ-デンス”は彼らの古い友人の名前、“クリアウォーター”はあるビール会社のCMのキャッチコピー、“リバイバル”は復活とつなげた冗談の様な名前です(もっと地球環境保護の様な意味があると思っていました)。


 このバンドの特徴は、何と言ってもジョン・フォガティーのストレートで男らしいヴォーカルでしょう。元ドゥービー・ブラザーズのトム・ジョンストンばりの<男が男に惚れるヴォーカル>と言っていいでしょうね。
 トム・ジョンストンのヴォーカルが<遠くに都会の高層ビルを見ながらハイウェイをぶっ飛ばす>イメージだとすると、ジョン・フォガティーを柱とするC.C.R.の音楽は<木や草のにおい、川があって土埃の舞う山道をジープで走る>といった私の勝手なイメージです。



 今回は、ベスト盤から紹介します。
 『JT YEAH! YEAH! PRESENTS FOREVER GREEN SERIES VOL.3  C.C.R』


 ’60年代末から’70年代初めの約4年間にビルボードのトップ40圏内に14曲を送りこみ、彼らの場合、いわゆる両面シングルが多かったのでややこしいですが、11曲がベスト10入り、さらにその内6曲が2位という快進撃を続けました。

  1.SUSIE Q
  2.I PUT A SPELL ON YOU
  3.PROUD MARY
  4.GOOD GOLLY,MISS MOLLY
  5.BAD MOON RISING
  6.LODI
  7.GREEN RIVER
  8.TOMBSTONE SHADOW(墓石の影)
  9.DOWN ON THE CORNER
 10.COTTON FIELDS
 11.THE MIDNIGHT SPECIAL
 12.TRAVELIN’ BAND
 13.WHO’LL STOP THE RAIN
 14.UP AROUND THE BEND
 15.LOOKIN’ OUT MY BACK DOOR
 16.LONG AS I CAN SEE THE LIGHT(光りある限り)
 17.HAVE YOU EVER SEEN THE RAIN(雨を見たかい)
 18.HEY TONIGHT
 19.MOLINA
 20.SWEET HITCH-HIKER  
 

 一番有名なのは17.「HAVE YOU EVER SEEN THE RAIN(雨を見たかい)」でしょう。『晴れた日に降る雨を見たことがあるかい?』の歌詞の「雨」は、<ナパーム弾>の比喩らしくベトナム戦争への抗議の歌です。
 13.「WHO’LL STOP THE RAIN」『誰が雨を止ませるのか?』も同じく、核実験やベトナム戦争への警告が暗喩的に込められています。
 3.「PROUD MARY」は、河口近くのニューオーリンズへ向かっていく巨大な船のこと。私は、これをよく歌っていたのに歌詞のことは全く考えたことがなく、リバー・ボートのこととは思っていませんでした。
 5.「BAD MOON RISING」は、エルヴィス・プレスリーを思わせるロカビリー。
 7.「GREEN RIVER」、10.「COTTON FIELDS」は、昔初めて聴いたとき『あれっ、これ聴いたことがあるぞ!』と思いました。リアルタイムに聴いていなくても知っていると言うことは、かなりヒットしていたんでしょうね。特に「COTTON FIELDS」は、トラディショナルのカヴァーで4人のコーラスの楽しいカントリー曲でいいですね。
 6.「LODI」も色々な人に歌い継がれるカントリーの名曲。 
 1.「SUSIE Q」は、C.C.R.がメジャーとなるきっかけとなった曲。
 4.「GOOD GOLLY,MISS MOLLY」は、強烈なロックン・ロール。
15.「LOOKIN’ OUT MY BACK DOOR」は、ドブロギターが使われた軽快な曲。



 このバンドは、演奏もうまく、音づくりも非常に素晴らしいのですが、何といってもジョン・フォガティーのヴォーカルがあまりにも個性的で最初から最後まで<全てジョン・フォガティーのバンド>であったと言えます。
ジョン1人の存在が大きくなりすぎた為、兄のトム・フォガティーはバンドを脱退してしまいました。

 
 何度も言いますがとにかく、このジョン・フォガティーという男は類まれなる才能を持った強烈なヴォーカリストであることは、間違いありません。




   最近は、中年のオジサンや定年退職した団塊の世代のオヤジさん達の間でギブソンやフェンダーなどの高級エレキギターを買い、バンドを組んで頑張っている人が多いそうです。

 私はもちろん団塊の世代ではありませんが、バンドを組んでジョン・フォガティーの様にシャウトしてみたいもんですな(口調がオジサンになっている)



 バンド名だけは、既に考えてあるんです。


 そのバンド名は、C.C.R.に対抗してC.C.L.



            C.C.L.のその意味とは?
 
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                C.C.Lemon




  お疲れ様でした!   それでは、また。
                    
 


CREEDENCE CLEARWATER REVIVAL:CHRONICLE THE 20 GREATESTHITS

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この記事へのコメント

まり
2007年09月03日 13:25
さっそく CCR聴いてます。男が男に惚れるという 表現が ぴったりです。「雨をみたかい」は 色あせないし 江本孟範が好きな曲らしいです。「コットン・フィールズ」など 郷愁を誘う曲もいいですね。
toshinosuke
2007年09月04日 12:42
まりさん、ありがとうございます。今の音楽はイフェクターや録音技術を駆使した音楽がほとんどで、それはそれでいいのですが、たまにC.C.R.などを聴くと、エレキギターの音も原音に近く変な小細工や理屈などいらない、自分達の歌をストレートに歌うというサウンドは、素朴で何かほっとする所があります。それにしても、ジョン・フォガティーのヴォーカルは何度聴いても『カッチョイイ~』ですね!

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